【QUICK Market Eyes 中山桂一】バリュー(割安)株の逆襲が続いている。金融正常化により金利のある世界が開けた日本で恩恵を受けるとみられる銀行業や保険業などに選別物色が進み、割安株にじわり資金が入っている。長期にわたり東証株価指数(TOPIX)バリュー指数は同グロース指数を絶対水準で下回っていたが、将来的には逆転の可能性もありそうだ。
TOPIXバリュー指数は昨年末に比べ、6月11日までに21.6%上昇し、同グロース指数(13.1%上昇)に比べるとパフォーマンスが良好だ。グロース株の割合が多い日経平均に比べて割安株比率が高いTOPIXの出遅れ修正も進む。
※2023年末=...

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