半導体装置株に明暗 エヌビディアと開く差 後工程のディスコ健闘（日本株ストラテジー）
【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ） 宮尾克弥】米半導体大手エヌビディアの株価が2024年2～4月期決算の発表後に騰勢を強めている。生成人工知能（ＡＩ）の需要増を背景に画像処理半導体（ＧＰＵ）の受注が急増している。半導体製造装置各社も24年3月期の決算説明会でＡＩ需要への期待感を語ったが、株価をみるとエヌビディアほどの勢いはない。昨年はエヌビディア株との連動性が強かったが、投資家はＡＩの業績貢献度を見極めて銘柄選別を進めているようだ。
■エヌビディアの上昇についていけない製造装置株
エヌビディアの24年2～4月期決算はＡＩ需要の急速な伸びを改めて示した。売上高は前年同期比3.6倍の260...
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