【QUICK Market Eyes 川内資子】6月10日で始まる週は日米の金融当局の政策が注目材料だったが、年内の米利下げ観測が日米の株式相場を支える構図は続いている。13日に結果が発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)では参加者の政策金利見通しで年内の利下げ回数が従来の3回から1回に減ったのが市場の驚きを誘ったが、主要な欧米の金融機関の大半は当面の米利下げ予想を据え置いた。移民の流入が人手不足を補いつつインフレ鈍化を促すとして、米連邦準備理事会(FRB)の利下げの条件は早晩整うと見方が広がっているためだ。
FOMC参加者の「年内1回の利下げ」との予想を市場関係者は冷静に受け止めた。...

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