QUICK企業価値研究所アナリスト 篠崎智明(2024/06/20)
・サマリー
24/3期通期の連結業績は、営業利益が前期比12%増の369億円だった。企業価値研究所では、25/3期通期の連結営業利益予想について、前期比7%増の395億円(従来予想は375億円)とした。加工食品のコスト増は続くが、価格・規格改定で一部吸収できると見込むほか、海外関係子会社の収益性改善を織り込んでいる。
・アナリストの投資判断 ~従来同様、安定的な利益成長を背景に株価は底堅く推移すると予想
24/3期は、原材料やエネルギーなどのコスト増を加工食品の価格改定や低温物流の適正料金収受等の施策効果等で吸収し、連結全体で前期比12%の営業増益を確保。おおむね当研究所の想定ラインで着地した。当研究所では、25/3期の連結営業利益予想を395億円に増額。株価は、通期決算発表後下落し足元は3500円程度で推移しているが、中期的に加工食品、低温物流の主力2事業を核とした安定的な利益成長が見込まれる点は変わらない。従来同様、安定的な利益成長予想を背景に株価は底堅く推移するとみている。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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