QUICK企業価値研究所アナリスト 篠崎智明(2024/06/24)
・サマリー
24/3期通期の連結業績は、営業利益が前期比16%増の278億円だった。コスト増に対応した価格改定効果の発現や「マウントレーニア」等高採算商品の売上増の貢献が継続した。企業価値研究所では、25/3期の営業利益予想を増額し、同10%増の305億円(従来予想は290億円)とした。先行き2~3年程度は、主力の「マウントレーニア」に加えて、機能性ヨーグルトやアイスクリームなど同社が強みとする高採算商品の販売を伸ばし、利益拡大に寄与するとみている。
・アナリストの投資判断 ~引き続き株価は底堅く推移するとみている
24/3期の各段階利益はおおむね当研究所の想定ラインで着地。25/3期は看板商品「マウントレーニア」の売上増に加えて、24/3期に広告投資を行った栄養・機能性食品事業の伸長などを見込み、当研究所営業利益予想を増額した。堅調な業績推移に加えて、25/3期も株主還元策を強化する姿勢を示していることを評価(会社は1株あたり予想年間配当金を90円に引き上げ(前期予定60円)、自己株式取得上限100億円)。引き続き株価は底堅く推移するとみている。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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