QUICK企業価値研究所アナリスト 篠崎智明(2024/09/11)
・サマリー
25/3期1Qの連結業績は、営業利益が前年同期比12%減の85億円だった。価格改定効果が発現した主力食品事業は拡大したが、プロモーションを強化している栄養・機能性食品事業や、24/3期1Qに大きく業績が拡大したMILEI社の反動減影響を受けた海外事業の減益が響いた。企業価値研究所では、25/3期の営業利益予想を据え置き、前期比10%増の305億円としている。
・アナリストの投資判断 ~引き続き株価は底堅く推移するとみている
1Qは営業減益だが、24/3期1Qに拡大した海外事業の反動減の影響が大きく、おおむね当研究所の想定ラインで推移した。事業ごとに濃淡はあるが、下期を中心とした利益積み上げを想定しており、1Qは悪くないスタートを切ったと当研究所では評価。25/3期以降の業績予想を据え置いた。株価は8月上旬の市場の混乱を受け下落したが、その後は持ち直し、足元は3500円前後で推移。業績伸長を確認しつつ、引き続き株価は底堅く推移するとみている。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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