【日経QUICKニュース(NQN) 張間正義】2024年上半期(1~6月)に米S&P500種株価指数は過去最高値を31回更新した。23年のゼロ、22年の1回から急増した。株価指数で「大幅下落」の目安となる2%以上の下げは、過去1年以上にわたりみられない相場展開が続く。投資家の下値不安は和らいでおり、将来の相場下落を想定した空売りの持ち高が大幅に減少している。
■米物価に落ち着き 緩やかな利下げ想定
6月28日発表の5月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比2.6%上昇と市場予想と一致した。4月(2.7%)から伸び率が縮小し、インフレの鈍化傾向を示す内容だった。
ゴールドマン・サッ...

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