【QUICK Market Eyes 阿部哲太郎】金利上昇傾向を受け、景気敏感のバリュー(割安)株の上昇が鮮明となる一方、物色の圏外となったディフェンシブ株への逆風が続いている。
2023年末から24年6月末までの上半期の業種別東証株価指数(TOPIX)の騰落率をランキングにしたところ、上位は保険業+61%、石油・石炭製品+42%、銀行業が+40%となった。一方下位は陸運業が▲7%、空運業が▲1%、紙・パルプが+2%と陸運業と空運業の出遅れが顕著になっている。
陸運業については負債比率が比較的大きく不動産の保有割合も多いことから金利上昇が重荷となる。また、新型コロナウイルス禍からの回復が一...

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