【QUICK Market Eyes 川口究】米連邦準備理事会(FRB)による利上げ停止や利下げを織り込む過程で米株式相場が騰勢を強めて以降、市場では超大型ハイテク株の7銘柄で構成する「マグニフィセント・セブン(M7、壮大な7銘柄)」への集中物色がたびたび懸念として浮上する。今年も4月半ば以降、M7が米株式相場をけん引する姿が鮮明になるとテクニカル関連の分析を中心にIT(情報技術)バブル以来の記録ならびにITバブル超えの新記録と警戒感が強まった。
ただし、集中物色による相場の押し上げ効果を除いて見た場合、状況を著しく悲観的にみる必要はないかもしれない。S&P500種株価指数の構成銘柄を同じウ...

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