【日経QUICKニュース(NQN)】信用取引で買った株式の含み損益の度合いを示す信用評価損益率は7月19日申し込み時点でマイナス5.54%と、前の週(マイナス4.62%)からマイナス幅が0.92ポイント拡大した。悪化は4週ぶり。
この週(16~19日)の日経平均株価は週間で1126円89銭(2.73%)下落した。米国の対中半導体規制を警戒し、米株式市場でハイテク株を中心に売られた流れをうけて東京市場で日経平均も大幅に下げた。相場下落を受けて、信用買いを入れていた個人投資家の評価損が悪化したようだ。
信用取引の買い残高(東京・名古屋2市場、制度信用と一般信用の合計)と融資金額をもとに、QUICKが評価損益率を計算した。マイナス値が大きいほど、含み損が大きいことを示す。