【日経QUICKニュース(NQN)】塩野義製薬(4507)が29日発表した2024年4~6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比28%減の306億円だった。前年同期に注意欠如・多動性障害(ADHD)治療薬のライセンス契約終了に伴う一時金を計上した反動が出た。欧米における抗菌薬セフィデロコルのなどの販売は好調だった。
売上高にあたる売上収益は11%減の975億円、営業利益は40%減の281億円だった。
25年3月期通期の業績予想は据え置いた。売上収益は前期比5%増の4550億円、純利益は1%増の1630億円を見込む。