【QUICK Market Eyes 川内資子】「今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)が何もしなかったのは間違いだった」(パンセオン・マクロエコノミクス)――。米景気が急減速するとの懸念が高まるなか前週末2日に発表された7月の米雇用統計はこうした懸念を裏付ける内容だった。米景気に対する弱気派の筆頭であるパンセオンのコメントは割り引いてみる必要はあるが、市場では9月の米利下げ幅は0.5%になり、年内に複数回の利下げが必要になるほど米景気は想定以上のペースで後退局面に近づいているとの見方が広がった。
7月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比11万4000人増と...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題