【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）】電通グループ（4324）は８月14日、2024年12月期（今期）の連結最終損益（国際会計基準）が367億円の黒字（前期は107億円の赤字）になりそうだと発表した。従来予想（617億円の黒字）から下方修正した。市場予想であるＱＵＩＣＫコンセンサスの643億円（6日時点、9社）を下回った。ロシア事業の譲渡に伴う費用が想定を上回った。 営業利益は前期比2.4倍の1071億円と、従来予想（3倍の1354億円）から下方修正した。 同時に発表した24年1～6月期の連結決算は、純利益が前年同期比64％減の55億円だった。販管費の増加や金融収益の反動減が響いた。
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