【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】8月21日の東京外国為替市場で円相場が急反発した。一時1ドル=144円95銭近辺と前日17時時点から1円60銭程度の円高・ドル安となった。根強い米利下げ観測を背景にした20日の米長期金利の低下などを受けてドル売りが先行した。その遠因として無視できないのが20日発表された7月のカナダ消費者物価指数(CPI)だ。
7月のカナダCPIは前年同月比の伸びが6月から鈍り、カナダ銀行(中央銀行)が今後も利下げを進めやすくなるとの思惑を誘った。これ自体は教科書的なカナダドルの売り材料だが、市場では「隣国で経済の結びつきの強い米国でもインフレが落ち着いてい...

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