【QUICK Market Eyes 川口究】S&P500種株価指数は8月初旬に一時6%安と前月末から大きく下落する場面もみられたが、28日時点で1.3%高と4カ月連続の上昇が視野に入っている。米景気不安や円キャリー取引の急速なポジション解消に伴い不安定化した米株式市場において、その後の景気懸念の後退や9月利下げ観測の高まりによって、足元で動揺が落着きつつある。
ほっと安堵の胸をなでおろしたくなる状況だが、行く手にはいくつかの関門があると心づもりしておくほうが無難といえそうだ。よく知られたところではあるものの、目先は季節的な弱さに注意が必要だろう。過去30年程度、S&P500種株価指数の月間...

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