日経平均また急落、日銀利上げ観測は低位安定
【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ） 穂坂隆弘】日経平均株価が再び急落した。８月初めの株価急落時に急速に後退した日銀の利上げ観測は今回、反応が限られている。変動金利と固定金利を交換するスワップ市場の金利から計算した12月利上げの市場での織り込み度合いは３割あまりで、８月後半以降もともと低位で安定していた状況は、いまのところ大きな変化はみられていない。
日銀の政策金利でもある無担保コール翌日物金利（ＴＯＮＡ）を変動金利として固定金利と交換するＯＩＳ（オーバーナイト・インデックス・スワップ）市場で、交換期間を12月の日銀会合から次の来年１月会合までとする「金融政策決定会合間取引」の金利は４日...
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