QUICK企業価値研究所アナリスト 真下弘司(2024/12/11)
・サマリー
企業価値研究所予想の連結業績は業績表の通り。25/3期上期の実績を踏まえて主要製品の売上収益を見直し売上収益・利益とも小幅減額。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」の利益貢献は26/3期以降、米国における抗がん剤「レンビマ」後発品参入は27/3期を前提に業績を予想。25/3期は「レケンビ」への費用投入で24/3期並みの利益水準を想定。26/3期は「レケンビ」の貢献により高い利益成長を、27/3期は「レンビマ」の落ち込みを「レケンビ」が補い増益基調が続くと予想する。
・アナリストの投資判断 ~「レケンビ」の市場浸透、皮下注製剤や血液バイオマーカーの開発進展等に注目
株価は足元4400円台と年初来の安値圏で推移、21年6月につけた上場来高値1万2765円の4割を下回る水準。「レケンビ」の将来性を判断しかねているようだ。株価の持続的な上昇には、「レケンビ」の市場浸透、皮下注製剤や血液バイオマーカーの開発進展などが必要となろう。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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