【日経QUICKニュース(NQN)】米投資ファンドのベインキャピタルは18日、富士ソフト(9749)に対して取締役会の賛同・同意がなくても買収ができるようにTOB(株式公開買い付け)の条件を一部変更すると発表した。現在進めているKKRの第2回TOBが目標の下限に達せず不成立もしくは撤回された場合に自ら買い付けを開始する。TOBを始める時期は2025年1月下旬~2月上旬をめどとしている。
ベインは買収を巡って対抗する米KKRを2%弱上回るTOB価格を提示していたが、富士ソフトは17日の取締役会で反対を決議していた。