QUICK企業価値研究所アナリスト 細貝広孝(2024/12/19)
・サマリー
25/3期通期の連結業績に関して企業価値研究所では、上期実績および会社側の修正計画などを踏まえ、売上高は前回予想(24年8月)から500億円増額の2兆8000億円(前期比5%増)、営業利益は同40億円増額の1420億円(同4%増)に修正。続く26/3期および27/3期に関しても予想を一部見直した。
25/3期上期の連結業績は、売上高が前年同期比1%増の1兆3217億円、営業利益が同28%減の481億円だった。単体の完工減・粗利益率低下が響いた。
・アナリストの投資判断 ~施工進捗で工事採算がさらに改善すれば、株価に上値余地
当研究所では引き続き中期的な利益成長を見込んでいる。足元の株価は今年3月につけた戻り高値(3213円)から伸び悩み、足元は2700円台で推移している。当研究所の27/3期予想EPSから算出したPERは9.6倍程度。東証プライム市場の建設業予想PER12.5倍程度を下回っている。今後、工事の施工が進むにつれて利益率の改善が示されれば、株価が再度、戻り高値圏を試すなど、上値余地はあるとみている。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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