【QUICK Money World】いよいよ2025年の日本株市場が始まります。QUICK Money Worldでは、会員の皆さまを対象に、25年の主要な日米株価指数の見通し、注目セクターや銘柄、注目しているイベント・材料について聞きました。他の個人投資家が今年の株式相場をどう見ているのか、ぜひご自身の投資のヒントにしてみてください!
日経平均、ダウ平均ともに最高値更新を視野
日経平均株価とダウ工業株30種平均について、2025年の高値と安値がどうなりそうか予想を聞きました。回答の真ん中にあたる中央値をみると、日経平均は高値が「4万3000円」、安値が「3万6000円」となりました。24年7月に付けた最高値(4万2224円)を更新するとみている投資家が多いようです。ただし、安値では24年末の水準(4万円台)を大きく下回る場面も予想されています。24年の日経平均は8月頭に急落して以降戻りの鈍い展開が続いていましたが、12月27日、終値ベースではおよそ5カ月ぶりに節目の4万円を回復しました。再びの高値更新に期待が高まります。
一方のダウ平均は、高値の中央値が「4万7000ドル」、安値が「4万ドル」となりました。日経平均と同じく、最高値更新を見込んでいる一方で、足元の水準(4万2000ドル台)を下回る場面もあると見られています。ダウ平均はトランプ次期米大統領の政策への期待などから米大統領選後に騰勢を強め、12月4日に初めて4万5000ドル台に乗せましたが、その後米利下げペースの減速見通しをきっかけに約47年ぶりの9日続落を記録するなど弱含みました。日米株とも来年は、トランプ氏の政策や米金融政策の動向に左右されることになりそうです。
注目セクター・テーマは「金融・銀行」「半導体・AI」
25年の注目セクターを聞いたところ、「金融」や「銀行」といった回答が計29名と、約3割を占めました。注目している理由としては「金利の上昇」や「日銀の利上げ」が圧倒的に多く、日銀の金融政策動向が収支改善につながるとの思惑が伺えます。メガバンクなどを中心に資本効率の改善に期待する見方も注目の理由の一つになっています。
「半導体」や「AI(人工知能)」も引き続き関心を集めています。生成AIの発展を追い風に、半導体関連企業への根強い成長期待が反映されました。注目している理由として「世界が必要としている」「AI、データセンターの増加に期待」といったコメントが寄せられています。
また、「防衛」も支持を集めました。世界情勢の悪化や、トランプ次期米政権が日本に防衛費増額を求める可能性が意識されています。
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注目している国内銘柄1位は三菱UFJ
それでは、具体的に個人投資家が注目している国内銘柄は何でしょうか。調査では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が17票を集めて首位となりました。1票差の2位に三菱重工業(7011)、第3位の東京エレクトロン(8035)が12票で続きました。注目のセクター、テーマにおける代表的な銘柄が上位に食い込んでいます。国内最大の時価総額を誇るトヨタ自動車(7203)は6票で第5位でした。
銀行株なら金利の上昇など、セクター・テーマの調査と同じ理由で注目しているとの回答が目立ちます。三菱UFJについては、「事業改革に意欲的に取り組んでいる」といった意見もありました。
注目材料は「米国の景気」が1位、米国動向に注目か
最後に、25年の株式投資において注目しているイベントや材料について聞きました。もっとも多かったのは「米国の景気」で、76.3%の人が注目している材料に挙げました(複数回答可)。2位は「国内の景気」で61.3%、3位は「関税などトランプ米新政権の政策」が59.1%で続きました。米国の動向が株式相場の行方に影響するとの見方が多いようです。また、市場で注目されやすい特定の材料やイベントよりも、国内外の景気という企業業績とかかわりの強い要素に票が集まる結果となりました。
ちなみに、QUICKが上場企業を対象に実施しているアンケート調査「QUICK短期経済観測調査(QUICK短観)」では、25年の経営環境に影響する事柄としてもっとも多かった回答は「国内消費」(39%)でした。この調査では「米欧の景気」(11%)より「中国の景気」(19%)との回答が多く、企業と投資家の目線の違いを示していると言えそうです。
いかがでしたか? 金融政策、成長産業、世界情勢の動向など、着眼点はいくつもあるものの、投資家に人気の銘柄やテーマが見えてきました。人気の投資アイディアを取り入れるのか、はたまたあえて注目度の低いテーマで勝負するのか――25年の銘柄選びの参考にしてみてください。
<アンケート実施概要>
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