【日経QUICKニュース(NQN)】日銀の植田和男総裁は1月6日、全国銀行協会の新年賀詞交歓会に出席し、あいさつした。2024年の日本経済について、賃金と物価の好循環が徐々に強まり物価安定の持続的な上昇に向けて「着実な前進が続いた1年だった」と振り返った。そのうえで、「今年も経済・物価情勢の改善が続いていくのであれば、それに応じて政策金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整していく方針」との考えを示した。 政策変更のタイミングは「今後の経済・物価の金融情勢次第」とし、「様々なリスク要因を注視する」と話した。米国のトランプ次期政権を巡る不確実性や国内の春季労使交渉(春闘)の動向をにらみつつ、データ...

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