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ファーストリテイリング(9983) 25/8期1Qは概ね順調。欧州や北米で出店ペースが加速

QUICK企業価値研究所アナリスト 原田大輔(2025/01/17)

・サマリー
 企業価値研究所では25/8期1Q決算について、概ね順調な結果だったと評価している。中国大陸のユニクロは想定以上に苦戦したものの、国内ユニクロの好調でカバー。東南アジアや欧州、北米のユニクロも堅調に事業が拡大している。特に欧州と北米では足元で出店ペースが加速していることに加え、新たな国や地域に出店した店舗が当初から盛況。「ユニクロ」のプレゼンスの高まりを背景に、今後の出店も順調に進もう。懸案の中国大陸は消費マインドの低下や天候不順の影響もあり軟調だが、通販サイトの商戦期には販売が盛り上がるなど、「ユニクロ」の競争力は衰えていないと考えられる。本格的な成長軌道への回帰には一定の時間を要するとみるが、構造改革の効果が徐々に顕在化することで成長ペースも緩やかに加速しよう。

・アナリストの投資判断 ~利益成長にあわせた株価の上昇基調を予想
 当研究所の26/8期予想をもとに算出したPERは34倍。海外での成長による収益拡大期待を背景にPERが上昇した14/8期以降の平均41倍と比べ割安感がある。株価は今後、利益成長に合わせた上昇基調に転じると考える。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

原田 大輔

シニアアナリスト

情報通信・サービス・中小型株担当、投資戦略


【プロフィール】
早稲田大学商学部卒業。東海東京証券に入社し、企業調査アナリストとして小売業界などを担当。その後、外資系コンサルティングファームのアクセンチュアへ転じ、経営コンサルタントとして顧客企業の様々な変革をサポート。2018年、再び企業調査アナリストとしてQUICK企業価値研究所に入社。「投資家の目線」だけでなく、経営コンサルタントとして培った「経営者の目線」を活かした企業調査を心がけている。


日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)


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