【QUICK Market Eyes 本吉亮】1月21日の東京株式市場で、ブロックチェーンサービスを手がけるクシム(2345、スタンダード)が急騰し、2024年12月18日に付けた昨年来高値497円を更新した。子会社の導入支援エージェンシー契約締結を好感した買いが入った。
クシムは20日、連結子会社のチューリンガムがLINEヤフー(4689)グループのLINE NEXTが提供するミニDapp(分散型アプリケーション)ポータルサービスの導入支援エージェンシー契約を締結したと発表した。契約締結により、チューリンガムはミニDapp導入先企業に対して数多くの実績と知見に基づいたトークノミクスとUX(ユーザー体験)設計、Dapp内ブロックチェーンの企画・開発を提供する。アジア圏を中心にグローバルでユーザーを抱えるLINEのプラットフォームの特性を最大限に活用し、Web3(次世代インターネット)プロジェクト参入を検討する企業への新たなソリューションとして「Dapp Portal」の導入支援を推進するとしている。