【QUICK Market Eyes 川口究】当面はトランプ米政権の貿易政策を巡る不透明感が株式相場の重荷となりそうだ。2月4日には、中国からの輸入品に10%の追加関税を発動した。一方で、中国政府は同日、石炭や液化天然ガス(LNG)など米国からの輸入品に最大15%の追加関税を課すなどと発表した。米中貿易摩擦の悪化への警戒感が高まった。
ただし、今のところは中国による報復措置は限定的なものにとどまっている。米大手総合金融の試算では、中国が140億ドルの米国製品に12%の追加関税を課すのに対し、米国は5250億ドルの中国製品に10%の追加関税を発動したという非対称的な構図となっている。米調査会社...

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