【日経QUICKニュース(NQN) 穂坂隆弘】定期預金が増え始めている。日銀が2月12日発表した1月のマネーストック(通貨供給量)速報によれば、定期預金など「準通貨」は前年同月比で4カ月連続の増加となった。銀行など預金取扱機関にとって、定期預金の増加は金利リスク規制上、国債購入余力を抑えることになる。今年に入ってから上昇が加速する長期金利をさらに押し上げる火種になりかねない。
1月の準通貨は月中平均残高が前年同月比1.3%増の490兆6000億円だった。増加率は前月の1.0%から加速した。日銀の利上げを背景に昨年10月に2016年2月以来8年8カ月ぶりにプラスに転じて以降、増勢が続く。現...
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