【日経QUICKニュース(NQN) 阿部美佳】国内債券市場で長期金利が低下の勢いを強めている。2月21日に1.455%と2009年11月以来の高水準をつけた長期金利は、そこからわずか2営業日で0.135%も水準を切り下げた。これまで金利上昇を促してきた証券会社による「ヘッジ(回避)」目的の先物売りは一巡しつつあり、今後は長期金利の上昇ペースが鈍りそうだ。
26日は長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが一時1.320%と前日から0.060%低下(価格が上昇)し、10日以来およそ2週ぶりの低水準をつけた。日銀の植田和男総裁が急激な金利上昇をけん制したとの見方が広がるなか、25日発表された...

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