【日経QUICKニュース(NQN) 吉井花依】21日の東京外国為替市場で円高に急ブレーキがかかった。午前の3時間あまりで1ドル=149円20銭台から150円台70銭台までおよそ1円50銭程度も円安・ドル高に振れた。1月の全国消費者物価指数(CPI)の発表後からじわりと円売り・ドル買いが進んでいたが、日銀の植田和男総裁の発言で円売りが膨らんだ。ただ、今日の動きだけをみて、日銀の追加利上げ観測がしぼんだと判断するのは早い。
円売り材料の1つとなったのは、総務省が8時30分に公表した1月の全国消費者物価指数(CPI)だ。「予想を上回れば、日銀の追加利上げを後押しするとみて円が買われるとの思惑から、...

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