【日経QUICKニュース(NQN) 小松めぐみ】財務省が14日実施した5年物国債入札は表面利率(クーポン)が1.000%と、約16年ぶりの高水準となった。入札は一定の需要を集めたものの、このところ続く相場の軟調な地合いを一変させるほどではなかった。どこまで金利上昇が続くのか、投資家の半信半疑はなお続きそうだ。
14日の5年債入札の表面利率は1月の0.9%から切り上がり、2008年11月入札以来となる1%に乗せた。入札前の市場では、利回り水準の高さから銀行勢を中心に需要が集まるとして、無難もしくはそれ以上を見込む声が相応に聞かれていた。
結果はどうか。最低落札価格は市場予想の範囲...
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