(この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です)
金利の上昇は債券価格を押し下げるが、ついに流通価格が額面の半額の50円を割った国債が登場した。超長期40年国債の12回債と13回債の2銘柄だ。大半は生命保険会社が保有しているとみられ、会計上は責任準備金対応債券として、時価評価を免れている。しかし、これだけ下がれば、減損処理を検討すべきではないだろうか。
12~13回債が発行された2019年から2020年にかけては、超低金利政策の影響で、わずかでも利子が得られる債券への投資家の需要が強く、満期まで40年もあるのに、表面利率は0・5%にすぎなかった。4月15日時点で公社債店頭売買参考統計...

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