【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】国内債券市場が日銀の追加利上げに神経をとがらせている。20日昼ごろに日銀の植田和男総裁が石破茂首相と官邸で会談と伝わると、債券先物相場が下げに転じ、午前は低下していた長期金利は上昇(債券価格は下落)に転じた。植田総裁は会談後、記者団に「経済金融動向について一般的な意見交換をした」などと述べるにとどめたが、敏感に反応して国内債に売りが増えた。
長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは前日を0.005%上回る1.440%と2009年11月以来15年3カ月ぶりの高水準を更新した。午前の段階では1.420%まで下げていたが、首相と日銀総裁の会...

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