【QUICK Market Eyes 弓ちあき】セブン&アイ・ホールディングス(3382)は6日、社外取締役のスティーブン・ヘイズ・デイカス氏の社長兼最高経営責任者(CEO)昇格などを含む変革施策を正式に発表した。北米のコンビニエンスストア事業について2026年下半期までに米国市場でIPO(新規株式公開)を実施するほか、同日付で食品スーパーマーケット事業グループを8147億円で米投資ファンドのベインキャピタルに売却する最終契約を締結した。
IPOや事業売却で得た資金について、30年度までに総額2兆円を自社株買いで株主に還元する。配当方針として原則として減配しない累進配当を導入する。