QUICK企業価値研究所アナリスト 真下弘司(2025/03/12)
・サマリー
企業価値研究所予想の連結業績(国際会計基準:IFRS)は業績表の通り。25/3期3Q累計の業績は、前立腺がん治療剤「XTANDI」および重点戦略製品の伸長等からコアベース(IFRSベースの業績から同社が定める非経常的な項目を除外)は想定以上に順調に推移。3Q累計の実績を踏まえてコアベースの業績予想を増額。IFRSベースは3Qに計上した多額の減損損失を新たに織り込み25/3期は増収・減益予想。26/3期と27/3期は重点戦略製品の成長により増収・増益を予想する。
・アナリストの投資判断 ~米国の関税政策の影響が不透明、慎重な投資スタンスを
株価は足元1400円前後、23年5月につけた上場来高値の6割程度の水準。コアベースの業績は順調だが、米国の関税政策の影響が不透明なこと、「XTANDI」の独占販売期間満了が近づいていることもあり、慎重な投資スタンスを推奨する。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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