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ヤクルト本社(2267) 25/3期の当研究所営業利益予想は前期比5%減の600億円を維持

QUICK企業価値研究所アナリスト 篠崎智明(2025/03/14)

・サマリー
 25/3期3Q累計の連結営業利益は前年同期比9%減の507億円だった。主力の飲料および食品製造販売事業では、アジア・オセアニアがやや持ち直したが、国内のヤクルト1000シリーズの売上数量が3Qまで減少したことが響いた。企業価値研究所では、連結業績予想を据え置き、25/3期の営業利益を前期比5%減の600億円とした。

・アナリストの投資判断 ~事業環境の見極めが必要だが、新たな株主還元方針は一定程度評価
 中国での新商品効果等が発現したことは、今後のアジア・オセアニアの業績回復を支える材料の一つとなる。他方で、国内はヤクルト1000シリーズの売上数量を新商品でどれだけ回復できるかにかかっている。会社が新たな株主還元方針や自己株式取得を公表したことで、株価は底入れし、足元は3000円前後で推移している。今回の発表は、豊富な現預金の有効活用や低迷していた株価の下支え策として、一定程度評価できる。事業環境全体は依然厳しさが残っており、今後の推移を見極めたい。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

篠崎 智明

シニアアナリスト

食料品セクター担当、投資戦略


【プロフィール】

首都大学東京都市教養学部(現東京都立大学法学部)卒業。銀行での支店勤務、日本経済研究センター出向、銀行系シンクタンク出向を経て、2020年QUICK企業価値研究所に入社。
マクロ経済の分析経験を活かしつつ、取材などを通じて個社を多角的に評価できるよう努めている。

 

日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

日本証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会 食品専門部会評価実施アナリスト


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