【QUICK Market Eyes 永島奏子】小型衛星の開発や運用を手がけるSynspective(290A、グロース)が、3月25日の東京株式市場で大幅に続伸している。前場に前日比98円(14.67%)高の766円を付ける場面があり、後場も堅調に推移している。24日、SpaceXとライドシェアローンチ契約を締結したと発表した。2027年にSpaceXの「ファルコン9」ロケットにて小型合成開口レーダー(SAR)衛星を2機打ち上げる。Synsは20年代後半までに30機の小型SAR衛星コンステレーションの構築を目指しており、計画の進捗を好感した買いが優勢となっている。