【QUICK Market Eyes 永島奏子】3月31日の東京株式市場で、味の素(2802)が大幅に反落している。一時、前日比97円(3.16%)安の2972円を付けた。28日夕の日本経済新聞電子版は、味の素が2030年までに250億円超を投じて、半導体に使う電子材料の生産能力を5割引き上げると報じた。中村茂雄社長がインタビューに応じた。需要の増加を受けて投資に積極的な姿勢を示したが、相場の地合い悪化を受けて売りが優勢となっている。
生産能力を引き上げるのは「味の素ビルドアップフィルム(ABF)」と呼ばれる電子材料。25年3月期までの2年間で250億円を投じて設備を増強しており、需要増加に伴い30年までに同程度かそれ以上に投資するという。