【NQNニューヨーク=横内理恵】米トランプ政権の関税引き上げを発端とした米株安に歯止めがかからない。米トランプ政権の「相互関税」に対抗し、4日には中国が米国の輸入品に高関税を課す方針を示した。関税の応酬による貿易戦争と世界景気の悪化への警戒が強まり、米株式市場では打撃の大きそうな銘柄への売りが加速している。
4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4万ドルを割り込み、昨年5月以来の安値で終えた。2日間の下げ幅は3900ドルを超えた。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は2日間で11%超下げ、昨年12月に付けた最高値からの下落率が「弱気相場」入りの目安とされる2割を上回った。
この2日...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題