(この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です)
期末日の3月31日に株式相場が急落したため、公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も2024年度はかろうじてプラスのリターンを確保する程度にとどまったもようだ。過去最高の45兆円も稼いだ2023年度とは様変わり。金利上昇で国内債券に3兆円近い運用損が出たのも足を引っ張った。
GPIFの2024年度の収益額は、公表済みの2024年4~12月期の運用実績に2025年1~3月期の筆者の推定値を加えると、7000億円程度になったと思われる。3月28日時点では3兆円台後半の黒字が確保できていたが、31日の相場急落で運用資...

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