【QUICK Market Eyes 川口究】トランプ米政権下における貿易政策への不透明感や米連邦準備理事会(FRB)の独立性に対する懸念から金融市場で米国離れが顕著となっている。米投資銀行は現時点でFRBのパウエル議長がトランプ大統領によって解任される可能性は高くないとみる一方で、「解任が実際に試みられると、インフレ懸念でイールドカーブのスティープ化し、ドルが急落し、株式リスクプレミアムが拡大するなどスタグフレーション・トレードが急増する」と警戒感を示した。
4月22日にはトランプ氏が「パウエル議長解任の意図はない」と述べたと伝わったことで一旦は懸念が後退するとみられる。ただし、同氏はこれ...

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