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【QUICK Forecast 企業業績】11/6時点 今期の営業利益4.8%増に減速 自動車や建設が押し下げ

QUICKは上場企業の2期先までの業績予想を算出するツール「QUICK Forecast企業業績」を提供している。このツールを利用して東証業種分類による2019年3月期(今期)と20年3月期(来期)の予想を集計・分析した。対象日は第2四半期決算発表の集中期の中間点にあたる11月6日で、集中期直前の10月22日と比較した。

11月6日時点での今期の業績予想(金融を除く2231社ベース)は、売上高が前期比3.2%増、営業利益が4.8%増、純利益が1.6%増。10月22日との比較では、売上高が+0.3%、営業利益が▲0.9%、純利益が▲0.8%となり、この2週間で減速感が出てきた。

営業利益で10月からの変化をみると、金融(銀行業、証券・商品先物取引業、保険業、その他金融業を含む)を除く29業種中、10業種が増額、18業種が減額となった。プラスの変化額が大きいのは電気機器、医薬品など。決算発表で会社予想を修正したソニー(6758)や武田(4502)の寄与が大きかった。一方、マイナスの変化額が大きい業種は輸送機器、建設業などで、会社予想を下方修正したSUBARU(7270)や三井E&S(7003)の落ち込みの影響を受けた。

10月時点から上方修正された銘柄数は170(全体の7.6%)、下方修正は255(同11.4%)だった。

■2019年3月期の業績予想

■今期営業利益予想の10月22日からの変化額ランキング

 

来期の業績予想(金融を除く全産業2231社ベース)については、売上高が今期予想比3.9%増、営業利益が6.6%増、純利益が5.4%増。10月22日との比較では、売上高が▲0.1%、営業利益が▲0.0%、純利益が+0.3%と、こちらも下振れ気味。王子HD(3861)などのパルプ・紙、陸運などが営業利益でプラス方向に変化した一方、マイナス方向に変化したのは東京エレクトロン(8035)などの電気機器、輸送機器などだった。

■2020年3月期の業績予想

※QUICK Forecastは全上場企業約3700社のうち、必要なデータがそろわない一部の銘柄を除き、ほぼすべての銘柄をカバーしている。決算や業績予想の修正などに対応し、タイムリーに予想値を算出することができる。現在はβ版として提供しており、サービス内容は適宜、改善・更新される。QUICKの情報端末の「ナレッジ特設サイト」ではこのほかさまざまな決算情報のコンテンツツールを提供している。


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