開示会社:ベネッセHD(9783)
開示書類:2024年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/05/15 15:00
<決算スコア> -0.49
<業績データ>
発表期 2024/03
種別 通期
売上高(百万円) 410,815
前期比 -0.3% ●
会社予想比 -0.3% ●
営業利益(百万円) 20,232
前期比 -1.9% ●
会社予想比 +1.2% ○
経常利益(百万円) 15,412
前期比 -3.0% ●
会社予想比 +7.0% ○
純利益(百万円) 6,442
前期比 -43.3% ●
会社予想比 -14.1% ●
実績年間配当(円) 30.00
予想年間配当(円) -
<要約>
2024年3月期の連結業績は、売上高が前期比0.3%減の4108億1500万円、営業利益が同1.9%減の202億3200万円、経常利益が同3%減の154億1200万円、純利益が同43.3%減の64億4200万円だった。
国内教育事業及び大学・社会人事業では、少子化に伴う市場の縮小や教育ニーズの多様化に伴う選択肢の拡大の中で、家庭学習におけるデジタル教材の浸透やSTEAM教育などの教科学習以外への高い関心、いわゆる「GIGAスクール構想」を背景とした学校教育におけるICT(情報通信技術)活用の活性化とそれに伴う学校現場の負担増、大学入試の多様化や早期化、それに伴う入学前教育市場の拡大、さらにはリスキルなどに代表される大学生及び社会人教育市場の活性化等、市場環境に劇的な変化が生じている。新たな教育事業の機会は拡大し続け、新規参入の企業も加わり競争が激化しており、商品戦略やマーケティング手法等の変革に取り組んでいる。
国内教育事業において、減収の主な要因は、「進研ゼミ」及び国内の「こどもちゃれんじ」における価格改定、学校向け教育事業の受注増があったものの、「進研ゼミ」及び国内の「こどもちゃれんじ」において延べ在籍数減少による減収があったことである。
介護・保育事業において、増収の主な要因は、入居介護サービス事業において、既存ホームの入居率の回復に伴う顧客数の増加、価格改定、高齢者向けホーム及び住宅数を前年同期比5ホーム拡大したことによる増収があったことである。
大学・社会人事業において、増収の主な要因は、社会人向けオンライン教育プラットフォームサービス事業において顧客数の増加等による増収があったことである。減益の主な要因は、増収による増益があったものの、㈱進研アドにおける商品サービス構成の見直しによる減益、社会人向けオンライン教育プラットフォームサービス事業における要員の増加等の費用増があったことである。
免責文:
※東京証券取引所のTDnet(適時開示情報閲覧サービス)で開示された書類に基づく情報です。
※一部のお客様は参照文書にリンクできない場合があります。
【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
【QUICK AI速報】本コンテンツは、最新の言語解析技術を活用して企業の開示資料の内容を読み取って自動生成しております。データが正しく生成されていない可能性もありますので、最終的には上記リンク先の元資料をご覧ください。