開示会社:エスティック(6161)
開示書類:2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/07/29 15:00
<決算スコア> -3.28
<業績データ>
発表期 2024/06
種別 1Q
売上高(百万円) 1,275
前期比 -18.4% ●
営業利益(百万円) 164
前期比 -38.8% ●
経常利益(百万円) 159
前期比 -44.0% ●
純利益(百万円) 97
前期比 -49.5% ●
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 7,876
前期比 +10.5% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 1,620
前期比 +8.7% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,637
前期比 +5.6% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,146
前期比 +1.1% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 27.00
予想期(半期) 2024/09
売上高(百万円) 3,780
前期比 +16.3% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 697
前期比 +5.8% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 704
前期比 +2.0% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 493
前期比 +3.6% ○
会社予想比 0.0%
予想中間配当(円) 0.00
<要約>
2025年3月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比18.4%減の12億7500万円、営業利益が同39%減の1億6400万円、経常利益が同43.8%減の1億5900万円、純利益が同49.4%減の9700万円だった。
利益状況は、ナットランナ、ハンドナットランナ、ネジ締付装置の売上が低調に推移した影響から、営業利益減少、売上高営業利益率12.9%(前年同四半期は17.2%)、経常利益減少、売上高経常利益率12.5%(前年同四半期は18.2%)、純利益減少となった。地域別売上においては、海外市場及び国内市場ともに、ナットランナ、ハンドナットランナ、ネジ締付装置が低調に推移した影響から、海外売上高9億2800万円(前年同四半期比17.1%減)、国内売上高3億4600万円(前年同四半期比21.7%減)、売上全体に占める海外売上比率は72.8%(前年同四半期は71.7%)、国内売上比率は27.2%(前年同四半期は28.3%)となった。
国内市場において、日本経済は、景気は緩やかに回復しており、景況感も製造業・非製造業とも改善傾向を示している。雇用情勢も改善し、広がる賃上げにより個人消費も回復基調で推移してきた。製品販売状況においては、ネジ締付装置は昨年度受注した大型案件の納期が第2四半期に集中している影響から、小口案件の売上に留まり、過去四半期推移と比較し大幅に売上が減少した。ハンドナットランナは、前年第4四半期の一部駆け込み需要的な販売の反動から前年同期比売上高は減少したが、受注状況は計画通り推移しており、通期見通しにおいては堅調に推移するものと判断している。
米国市場において、米国経済は、統計データでは設備投資の企業マインドは悪化傾向を示すも底堅く推移しており、良好な所得環境のなか個人消費も堅調に推移を示している。主力販売先である自動車産業に加えて農機メーカーなどの設備投資は、計画案件の動きは前年から活発な状況であるものの、中国系EV自動車の安売り等によるテスラの販売低迷、今後の金利政策動向によるインフレ抑制など先行きが不透明ななか、設備投資の予算執行に多少慎重な状況が散見される。製品販売状況においても、前年同期比を上回ったものの、予算対比では軟調に推移しており、今後の各社の予算執行のタイミングでもれなく受注に結び付けるよう注力していく。
中国市場においては、主力販売先である自動車産業で、日系自動車メーカーの設備投資減少が増加しており、一部にハイブリッド系設備投資の見直し増加も見えるものの、総じて投資マインドは低調に推移している。販売状況においては、前年同期比マイナスとなったが、当初予算を軟調に計画していることもあり、予算比では計画を上回る状況となった。今後の市場動向はますます慎重に精査しつつ対処していく必要がある。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比10.5%増の78億7600万円、営業利益が同8.7%増の16億2000万円を計画。
免責文:
※東京証券取引所のTDnet(適時開示情報閲覧サービス)で開示された書類に基づく情報です。
※一部のお客様は参照文書にリンクできない場合があります。
【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
【QUICK AI速報】本コンテンツは、最新の言語解析技術を活用して企業の開示資料の内容を読み取って自動生成しております。データが正しく生成されていない可能性もありますので、最終的には上記リンク先の元資料をご覧ください。