開示会社:昭文社HD(9475)
開示書類:2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/08/05 14:00
<決算スコア> +3.88
<業績データ>
発表期 2024/06
種別 1Q
売上高(百万円) 1,355
前期比 +0.5% ○
営業利益(百万円) -91
前期比 -15.2% ●
経常利益(百万円) -25
前期比 +52.8% ○
純利益(百万円) 325
前期比 +585.1% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 6,600
前期比 +3.0% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 100
前期比 -77.1% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 170
前期比 -67.2% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 350
前期比 -80.2% ●
会社予想比 +600.0% ○
予想年間配当(円) -
予想期(半期) 2024/09
売上高(百万円) 2,810
前期比 -0.4% ●
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) -360
前期比 -12100.0% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) -320
前期比 -780.9% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) -80
前期比 -1242.9% ●
会社予想比 +78.9% ○
予想中間配当(円) 0.00
<要約>
2025年3月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比0.5%増の13億5500万円、営業損益が9100万円の赤字(前年同期は7900万円の赤字)、経常損益が2500万円の赤字(前年同期は5300万円の赤字)、最終損益が3億2500万円の黒字(前年同期は6700万円の赤字)だった。
関わる旅行・観光市場においては、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に移行したことで急速な回復を見せた昨年に比べると緩やかなものにはなっているが、回復基調は継続している。国境をぐ渡航においては、歴史的円安が追い風となってインバウンド市場が急拡大し、2024年6月の訪日外国人旅行者数が過去最高を記録したが、それに対しアウトバウンド市場の回復は依然として低調なものとなっている。売上高は、昨年に続き旅行・観光需要が回復基調にあることにより、旅行関連の市販出版物及び電子書籍・アプリを中心に売上が堅調に推移し、売上高は増加となり、前年同期に比べ600万円(0.5%)増加した。(前年同期は13億4800万円)。
経常損失は、円安の影響で営業外収益において為替差益を計上したことにより2700万円改善した。本決算短信と同日に開示した「業績予想の修正に関するお知らせ」に記載の通り特別利益において投資有価証券売却益を計上したことにより、純利益は3億9300万円改善した。
メディア事業においては、まっぷるマガジン等の国内主要観光地の旅行雑誌を中心に市販出版物の売上が堅調に推移し、読み放題サービスを含む電子書籍も順調に伸びたことから前年に比べて売上は増加した。市販出版物では、コロナ禍を経て数年ぶりとなる海外版の改訂版を含む旅行雑誌の拡充に加え、好評をいただいている「スッと頭に入る」シリーズにおいては昨今の複雑な世界経済を幅広く解説する『地図でスッと頭に入る世界経済』や同シリーズ初の「偉人編」となる『スッと頭に入る空海の教え』等を発売した。前年に比べ売上は増加したものの、諸物価高騰の影響が出ていることから、販管費が増加したため営業損失を計上した。メディア事業の売上高は9億9900万円となった(前年同期は9億7900万円)。営業損失は1000万円となった(前年同期は営業利益2800万円)。
ソリューション事業において、例年通り景気動向に左右されにくい警察・消防等の官公庁向け受注獲得や民間企業向けストック型商材の契約更新に注力している。カーナビ関連では、スマホ無料ナビアプリ等の影響で市販PND市場が急速に縮小しており、この減少分を補いさらなる成長を目指すべく、現在、警察・消防向けを中心に業務用ナビの受注を着実に獲得している。業務用ナビでは積載量による道路制限を考慮した効率的なルート探索ができる『業務用カーナビSDK Ver.9.0』の提供を開始している。ソリューション事業の売上高は3億1700万円となった(前年同期は3億3900万円)。営業損失は1億4200万円となった(前年同期は営業損失1億4300万円)。
販売代理事業において、顧客先より業務委託案件を受注している。販売代理事業の売上高は、1700万円となった。(前年同期は1200万円)。営業利益は1000万円となった(前年同期は営業利益400万円)。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比3%増の66億円、営業利益が同77.1%減の1億円を計画。
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