開示会社:カッパ・クリエ(7421)
開示書類:2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/08/08 15:00
<決算スコア> -2.97
<業績データ>
発表期 2024/06
種別 1Q
売上高(百万円) 17,826
前期比 +1.5% ○
営業利益(百万円) 102
前期比 -25.0% ●
経常利益(百万円) 144
前期比 -20.9% ●
純利益(百万円) 152
前期比 +40.7% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 74,061
前期比 +2.6% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 1,832
前期比 +8.2% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,827
前期比 +6.5% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,410
前期比 +1.0% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) -
<要約>
2025年3月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比1.5%増の178億2600万円、営業利益が同24.7%減の1億200万円、経常利益が同20.9%減の1億4400万円、純利益が同40.5%増の1億5200万円だった。
外食産業においては、インバウンド消費の拡大や消費動向の上向きに伴い景気は回復基調にあるものの、原材料・エネルギー価格の高騰や人手不足によるコストアップが継続し、厳しい経営環境が続いている。
「顧客の喜びが私たちの喜びです」という社是のもと、経営戦略の柱として強い既存店づくり、成長投資、サステナビリティに取組み、売上高は増加、営業利益は減少、経常利益は減少、純利益は増加となった。事業の種類別セグメントの概況を報告申し上げる。
回転寿司事業においては、アクティブシニア向けの優待カードの配布や、一部店舗では税込594円から販売するランチセットの拡充などを実施し、多様な消費者ニーズへの対応を進めている。一番人気ネタ「まぐろ」を大切り一貫税込99円で販売するフェアや、「うに」「のどくろ」などの高級ネタを税込110円で販売するフェアを通じて、価格訴求に取組んだ。店舗の認知を広げるために21店舗にリードサインを設置し、売上高増加効果を確認している。設備投資については、既存店舗の改装投資を16店舗行った。賃貸契約終了により6店舗の閉店を行った結果、店舗数は287店舗となった。
デリカ事業においては、原材料費や人件費等のコスト上昇分の価格転嫁を実施したが、物価上昇による消費者の買い控えにより売上高が低迷した。デザート事業においては、新規顧客を獲得したことで、前年同四半期比30%増の売上高に成長している。複数の販売チャネルを活用し需要の取り込みを図る。工場の生産面においては、省人化設備導入及びタクトタイム改善により、前年同四半期を上回る生産性で推移している。商品開発においては、各取引先と連携し、多様化する消費者ニーズへの対応をしていくことで、売上高伸長を図る。デリカ事業の売上高は32億300万円(前年同四半期比7.1%減)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比2.6%増の740億6100万円、営業利益が同8.2%増の18億3200万円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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