開示会社:カッパ・クリエ(7421)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/08 15:30
<決算スコア> -0.55
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 36,965
前期比 +2.0% ○
営業利益(百万円) 539
前期比 -27.7% ●
経常利益(百万円) 564
前期比 -27.4% ●
純利益(百万円) 471
前期比 -25.1% ●
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 74,061
前期比 +2.6% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 1,832
前期比 +8.2% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,827
前期比 +6.5% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,410
前期比 +1.0% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) -
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比2%増の369億6500万円、営業利益が同27.8%減の5億3900万円、経常利益が同27.4%減の5億6400万円、純利益が同25.2%減の4億7100万円だった。
外食産業においては、インバウンド消費の拡大や消費動向の上向きに伴い景気は回復基調にあるものの、原材料・エネルギー価格の高騰や人手不足によるコストアップが継続し、厳しい経営環境が続いている。
「顧客の喜びが私たちの喜びです」という社是のもと、経営戦略の柱として強い既存店づくり、成長投資、サステナビリティに取組み、客数及び客単価は堅調に推移している。鮪、サーモンなどを中心に原材料価格高騰の影響を受け、回転寿司事業における売上総利益率は、前年同期比0.9%の減少となった。事業の種類別セグメントの概況を報告申し上げる。
回転寿司事業においては、季節ごとのイベントに合わせた商品の販売や抽選で豪華景品をプレゼントするキャンペーン、旅行気分を味わうことができる産地限定フェア、普段使いと異なる贅沢感溢れる高付加価値商品の拡充、税込594円から販売するランチセットの拡充(一部店舗限定)などを通じて、多様な消費者ニーズへの対応を進めている。多数の厳選ネタを100円(税込110円)で提供するフェアや、「まぐろ(赤身)のにぎり」をお値段据置きで通常の25%大切りにして提供するフェアなどを通じて、価格訴求に取組んだ。38店舗にリードサインを新たに設置し、店舗の認知を拡大させ、一部店舗においては営業時間を延長して、来店機会の創出を図っており、いずれの取組みにおいても売上高増加効果を確認している。3店舗の出店を行った結果、店舗数は290店舗となった。
デリカ事業においては、原材料費や人件費等のコスト上昇分を商品改廃並びに価格転嫁において吸収したが、食料品全般の価格上昇による消費者マインドの低迷により売上高が減少した。デザート事業においては、順調に推移し前年同期比26.9%増の売上高を確保している。売上高回復に向け、女性活躍推進活動の一環として女性開発担当者を中心に消費者志向に対応した製品開発を実施し、需要の取込みを図る。食品安全面では、全工場が食品安全システムであるFSSC22000認証工場として、顧客に安全安心な製品を提供する万全な品質管理体制を基本として、業績向上に努めていく。デリカ事業の売上高は66億4900万円(前年同期比5.3%減)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比2.6%増の740億6100万円、営業利益が同8.2%増の18億3200万円を計画。
免責文:
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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