開示会社:ピエトロ(2818)
開示書類:2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/08/09 15:00
<決算スコア> -3.02
<業績データ>
発表期 2024/06
種別 1Q
売上高(百万円) 2,680
前期比 +8.6% ○
営業利益(百万円) 44
前期比 -20.0% ●
経常利益(百万円) 45
前期比 -21.1% ●
純利益(百万円) 14
前期比 +600.0% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 10,944
前期比 +8.4% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 400
前期比 +83.5% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 294
前期比 +46.3% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 123
前期比 +12.8% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 24.00
<要約>
2025年3月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比8.6%増の26億8000万円、営業利益が同19.5%減の4400万円、経常利益が同20.3%減の4500万円、純利益が同588.1%増の1400万円だった。
食品業界では原材料費の高騰等に伴う様々な商品の値上げ拡大による影響が大きく、節約志向が継続する一方、外食業界においては、行動規制の緩和に伴う需要の回復は見られるが、原材料やエネルギー価格の上昇、労働力不足による人件費上昇等、依然として経営環境は厳しいものとなっている。
「ファンを大切にする」という理念のもと、ファンベース経営のさらなる強化、商品事業、店舗事業を併せ持つ強みを最大限に追求したマーケティングの強化を行った。全社的な人財投資による人件費の増加や、昨年12月に実施した増資により株主数が増えたことによる株主関連費用の増加もあり、営業利益は減少、経常利益は減少、純利益は、過年度法人税等の還付があったため、増加となった。
レストランの味を家庭で手軽にお楽しみいただけるレトルトパスタソース「洋麺屋ピエトロ」は看板商品の「絶望スパゲティ」を中心に、キャンペーンやSNS等を利用した施策で認知拡大を強化した結果、シリーズ全体で好調に推移した。プレミアムパスタ麺「AGNESI」は“ピエトロレストランで使用するパスタ麺"として認知拡大を図ったことにより、前年同期を大きく上回る販売額となった。利益面では、製造原価低減に努めたものの、ドレッシングカテゴリーに次ぐ第2、第3の主力カテゴリーの育成や販売強化による売上構成比の変化に伴う粗利率の低下、マーケティング強化費用の増加等により、セグメント売上高は16億4800万円(前年同期比8.5%増)、セグメント利益は4億1200万円(前年同期比6.7%減)の増収減益となった。
レストラン店舗では、「魅力あふれるお店作り」を目指すとともに、顧客満足度向上に向け、スタッフ研修の強化等、人財育成に注力した。顧客単価、来客数ともに前年同期を上回り、既存店、前期オープンした新店ともに好調に売上を伸ばした。利益面においては、レストラン店舗の既存店、新店ともに売上が好調に推移したことと、原材料や諸費用の価格上昇に対応するグランドメニューの見直しによる原価率の改善、セルフオーダーシステムの導入等による店舗運営の効率化に加え、国内外の不採算店を前期に閉店した効果もあり、セグメント売上高は9億9000万円(前年同期比9.0%増)、セグメント利益は2700万円(前年同期比208.1%増)と増収増益となった。
その他(本社ビルの賃貸等)事業においては、(本社ビルの賃貸等)事業で、売上高は4100万円(前年同期比4.9%増)セグメント利益は1800万円(前年同期比0.2%減)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比8.4%増の109億4400万円、営業利益が同83.1%増の4億円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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