開示会社:ピエトロ(2818)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/13 15:30
<決算スコア> -2.94
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 5,484
前期比 +8.9% ○
営業利益(百万円) 97
前期比 -47.8% ●
経常利益(百万円) 94
前期比 -49.7% ●
純利益(百万円) 46
前期比 -37.8% ●
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 11,000
前期比 +9.0% ○
会社予想比 +0.5% ○
営業利益(百万円) 230
前期比 +5.5% ○
会社予想比 -42.5% ●
経常利益(百万円) 215
前期比 +7.0% ○
会社予想比 -26.9% ●
純利益(百万円) 99
前期比 -9.2% ●
会社予想比 -19.5% ●
予想年間配当(円) 24.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比8.9%増の54億8400万円、営業利益が同47.9%減の9700万円、経常利益が同49.8%減の9400万円、純利益が同37.3%減の4600万円だった。
食品業界では原材料費の高騰等に伴う様々な商品の値上げ拡大による影響が大きく、節約志向が継続する一方、外食業界においては、人流の活発化による需要の回復は見られるが、原材料やエネルギー価格の上昇、労働力不足による人件費上昇等、依然として経営環境は厳しいものとなっている。
「ファンを大切にする」という理念のもと、ファンベース経営のさらなる強化、商品事業、店舗事業を併せ持つ強みを最大限に追求したマーケティングの強化を行った。全社的な人財投資による人件費の増加や、昨年12月に実施した増資により株主数が増えたことによる株主関連費用の増加もあり、営業利益は減少、経常利益は減少、親会社株主に帰属する中間純利益は減少となった。
商品事業においては、「ピエトロドレッシングプレミアムフレンチ」や春夏限定の「ピエトロドレッシングうめ」、9月より発売の秋冬限定「ピエトロドレッシング和風しょうが」が好調に推移した他、トッピング商品のフライドオニオン「PATFUTTE(パットフッテ)」シリーズは、レストランのテーブルで自由にお試しいただける“テーブルマーケティング"を強化するとともに、小袋付きドレッシング企画等で認知拡大を図った結果、順調に売上を伸ばした。利益面では、製造原価低減に努めたものの、主力ドレッシングの売上本数の減少やドレッシングカテゴリーに次ぐ第2、第3の主力カテゴリーの育成や販売強化による売上構成比の変化に伴う粗利率の低下、マーケティング強化費用の増加等により、セグメント売上高は33億1100万円(前年同期比7.8%増)、セグメント利益は7億9500万円(前年同期比9.6%減)の増収減益となった。
レストラン店舗では、「魅力あふれるお店作り」を目指すとともに、顧客満足度向上に向け、スタッフ研修の強化など、人財育成に注力した。顧客単価、来客数ともに前年同期を上回り、既存店、新店ともに好調に売上を伸ばした。利益面においては、レストラン店舗の既存店、新店ともに売上が好調に推移したことと、原材料や諸費用の価格上昇に対応するため、グランドメニューの価格改定を行ったことによる原価率の改善、セルフオーダーシステムの導入等による店舗運営の効率化に加え、国内外の不採算店を前期に閉店した効果もあり、セグメント売上高は20億8900万円(前年同期比10.9%増)、セグメント利益は4800万円(前年同期比43.0%増)と増収増益となった。
その他(本社ビル等の賃貸)事業においては、(本社ビルの賃貸等)事業で、売上高は8400万円(前年同期比2.3%増)セグメント利益は3400万円(前年同期比5.8%減)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比8.9%増の110億円、営業利益が同5.3%増の2億3000万円を計画。
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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