開示会社:フジックス(3600)
開示書類:2025年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)
開示日時:2024/08/13 16:00
<決算スコア> -2.11
<業績データ>
発表期 2024/06
種別 1Q
売上高(百万円) 1,412
前期比 -6.2% ●
営業利益(百万円) -38
前期比 -290.0% ●
経常利益(百万円) -11
前期比 -121.2% ●
純利益(百万円) -6
前期比 -111.5% ●
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 5,711
前期比 -1.6% ●
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) -282
前期比 -145.2% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) -198
前期比 -3200.0% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) -210
前期比 -333.3% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 50.00
予想期(半期) 2024/09
売上高(百万円) 2,889
前期比 -4.6% ●
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) -175
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) -146
前期比 -424.4% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) -145
前期比 -221.8% ●
会社予想比 0.0%
予想中間配当(円) 0.00
<要約>
2025年3月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比6.2%減の14億1200万円、営業損益が3800万円の赤字(前年同期は2000万円の黒字)、経常損益が1100万円の赤字(前年同期は5200万円の黒字)、最終損益が600万円の赤字(前年同期は5200万円の黒字)だった。
アパレル・ファッション業界においては、訪日外国人によるインバウンド需要の恩恵が一部では見られたものの、消費マインドの低下や流通在庫の調整により、日本向け衣料品は生産抑制が続き、衣料用縫い糸の需要は回復が見られない。手芸関連業界においても節約志向の高まりを受けて消費の回復が見られず、手芸関連商材の販売店舗の減少もあり、手芸用縫い糸の受注も低調が続いている。
国内の状況に加えて、中国事業も製造、販売ともに厳しい状況が続いていることから、売上高は、衣料品の生産の回復が順調であった前年同期と比べて減少した。利益面についても、売上高の減少に加えて及び中国子会社の工場操業度の低下や製造コストの高止まりなどが響いて、最終損益は赤字、営業損益は赤字、経常損益は赤字となった。
日本において、車両内装用縫い糸については、自動車生産台数の回復により、受注は堅調に推移した。売上高は、衣料品の生産の回復が順調であった前年同期と比べて減少し、11億3300万円(前年同期比7.7%減)にとどまった。利益面についても、売上高の減少に加えて円安に伴う原材料価格の上昇や、工場操業度の低下も響いてセグメント損失は3200万円(前年同期は2700万円の利益)となった。
アジアにおいて、全ての海外子会社は、事業年度の末日を12月末日と定めており、2024年1月から3月までの業績が連結されている。中国事業においては、一昨年以降、日本向け衣料品の生産がベトナムなどの他国に移行する動きが見られ、日本向け衣料品の生産は回復の兆しが感じられず、同国内向けの衣料品の生産も低調なことから、厳しい環境が続いている。円安傾向に伴う為替換算レートの影響があったにもかかわらず、売上高は、2億7900万円(前年同期比0.4%増)にとどまった。利益面についても、競争の激化により販売価格への転嫁が困難なアジア地域全体の状況に加えて、中国子会社における販売の低迷や工場操業度の低下が響いて、セグメント損失は3000万円(前年同期も1000万円の損失)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.6%減の57億1100万円、営業損益が2億8200万円の赤字を計画。
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