開示会社:アスカネット(2438)
開示書類:2025年4月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)
開示日時:2024/09/09 15:00
<決算スコア> -1.02
<業績データ>
発表期 2024/07
種別 1Q
売上高(百万円) 1,710
営業利益(百万円) -25
経常利益(百万円) -25
純利益(百万円) -23
予想期(通期) 2025/04
売上高(百万円) 7,720
前期比 +9.7% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 520
前期比 +16.3% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 535
前期比 +13.1% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 324
前期比 +51.4% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 7.00
<要約>
2025年4月期1Qの連結業績は、売上高が17億1000万円、営業損益が2500万円の赤字、経常損益が2500万円の赤字、最終損益が2300万円の赤字だった。
景気動向に左右されにくい葬祭市場に対し、遺影写真等画像映像のデジタル加工や通信出力サービスを提供するフューネラル事業、1冊から本格的写真集という新しい写真のアウトプット手法を提案するフォトブック事業、空中結像という今までにないユニークな技術で、新しい市場を創造し、夢の実現を目指す空中ディスプレイ事業、それぞれに位置づけや特色が異なる三つの事業を展開してきた。利益面については、フォトブック事業の利益が厳しかったことに加え、全般的な人件費の増加やクラウド利用料の増加、旅費交通費の増加などにより、最終損益は赤字、経常損益は赤字となった。
フォトブック事業においては、プロフェッショナル写真家向け市場は「アスカブック」、一般消費者向け市場は「マイブック」ブランドで展開している。スマートフォンで撮影された写真からフォトブックや写真プリントをOEM供給している。プロフェッショナル写真家向け市場では、ウェディング向け写真集は、前期コロナ禍回復による好調だった反動に加え、6月度の全般的な売上の伸び悩みにより、売上は想定を下回る結果となった。取組みとしては、オンラインセミナーの実施や、「PHOTONEXT2024」への出展に加え、AI画像処理レタッチソフトの取扱いを開始した。利益面については、原材料価格の高騰や人件費、減価償却費の増加などにより、セグメント利益は苦戦した。売上高は8億9200万円、セグメント利益は9800万円となった。
フューネラル事業においては、自社営業による新たな葬儀社との契約獲得が順調に進んだため、遺影写真加工サービスは堅調に伸びた。遺影写真出力システムやサイネージ機器などハード売上が好調に推移した。5月に開催された展示会「フューネラルビジネスフェア」に出展し、葬儀社向けDXサービス「tsunagoo」のメリットやロングコラージュなどの新商品を中心に訴求した。利益面については、画像加工部門のオペレーターを新卒を中心として積極的に採用したことやクラウドサービス利用料の増加により費用が増加したものの、順調な売上の計上によりセグメント利益は想定を上回った。売上高は7億8100万円、セグメント利益は1億3200万円となった。
空中ディスプレイ事業においては、空中結像技術を用いた新しい画像・映像表現により市場を創造することを目指しており、独自技術により空中結像を可能にする「ASKA3Dプレート」について、ガラス製、樹脂製それぞれを開発、製造、販売している。営業面については、国内は自社営業を主として、海外は代理店を販売を推進している。国内においては、6月には「第15回コンテンツ東京2024先端デジタルテクノロジー展」に出展し、大型の空中結像デジタルサイネージを中心に空中ディスプレイの広告媒体としての魅力を紹介した。海外では、7月に、タイのバンコクにて開催された展示会「InfoComm Asia 2024」に出展し、大型空中壁面サイネージなどを紹介した。売上高は3700万円、セグメント損失は8500万円となった。
2025年4月期の連結業績は、売上高が前期比9.7%増の77億2000万円、営業利益が同16.2%増の5億2000万円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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