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NRI(4307) 2Q決算発表 決算スコア:+0.18

記事公開日 2024/10/30 15:00 最終更新日 2024/10/30 15:00

開示会社:NRI(4307)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2024/10/30 15:00

<決算スコア> +0.18

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 376,778
前期比 +4.1% ○
会社予想比 -0.8% ●
QUICKコンセンサス比 -1.7% ●
営業利益(百万円) 65,635
前期比 +11.5% ○
会社予想比 +2.6% ○
QUICKコンセンサス比 -1.5% ●
経常利益(百万円) 65,435
前期比 +13.7% ○
会社予想比 +5.5% ○
QUICKコンセンサス比 +2.0% ○
純利益(百万円) 45,653
前期比 +21.2% ○
会社予想比 +11.3% ○
QUICKコンセンサス比 +3.3% ○
実績年間配当(円) 29.00

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 780,000
前期比 +5.9% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.4% ●
営業利益(百万円) 132,000
前期比 +9.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.7% ●
経常利益(百万円) 129,000
前期比 +10.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.8% ●
純利益(百万円) 88,000
前期比 +10.5% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -2.9% ●
予想年間配当(円) 58.00


<要約>
 2025年3月期上期の連結業績は、売上収益が前年同期比4.1%増の3767億7800万円、営業利益が同11.5%増の656億3500万円、経常利益が同13.7%増の654億3500万円、純利益が同21.2%増の456億5300万円だった。

 マネジメント:人的資本の拡充と、サステナビリティ経営や環境対応を強化し、経営基盤を盤石化売上収益は、金融ITソリューションセグメントやコンサルティングセグメントを中心に好調で、増加となった。売上原価は2420億5700万円(3.6%増)、売上総利益は1347億2000万円(4.9%増)、販管費は715億4600万円(3.5%増)となった。営業利益率は17.4 %(1.2ポイント増) 、 E B I T D Aマージンは24.5%(1.5ポイント増)となった。

 金融ITソリューションにおいては、証券業や保険業、銀行業等の金融業顧客向けに、システムコンサルティング、システム開発及び運用サービス、共同利用型システム等のITソリューションやBPОサービスを提供している。社会における高齢化の進展、業界再編・新規参入やデジタルアセットの拡大及び人口減少による国内市場の縮小など、金融業を取り巻く環境は大きな構造変化を迎えている。顧客におけるデジタル化やビジネスモデル変革のニーズも急速に高まっている。売上収益は、銀行業向け開発・製品販売及び運用サービスが増加し、1824億7000万円(前年同期比5.1%増)となった。営業利益は、良好な受注環境や市況活況による共同利用型サービスの運用料増加等により収益性が向上し、301億3400万円(14.3%増)となった。

 産業ITソリューションにおいては、流通業、製造業、サービス業や公共向けに、システムコンサルティング、システム開発及び運用サービス等のITソリューションを提供している。産業分野の顧客におけるDXの取組みは、既存のビジネスモデルの効率化や高度化のみならず、デジタル技術を活用した新たなビジネスモデルを創造する領域にも広がっている。売上収益は、国内事業は製造・サービス業等向けで増収となったものの、海外事業の減収により、1412億1700万円(前年同期比1.6%減)となった。営業利益は、海外事業において前年同期に発生した一時費用の剥落や無形資産償却費の減少等による海外事業の収益性改善により、141億800万円(14.5%増)となった。

 IT基盤サービスにおいては、金融ITソリューション部門及び産業ITソリューション部門を通じて、データセンターの運営管理やIT基盤・ネットワーク構築等のサービスを提供している。様々な業種の顧客に対してIT基盤ソリューションや情報セキュリティサービスを提供している。外部顧客に対する売上収益は、クラウド活用の進展やセキュリティインシデントの発生等に伴うセキュリティ需要増により、セキュリティ事業で増加した。内部売上収益は、オフィスの生産性向上に貢献するデジタルワークプレイス事業の案件活況により増加した。売上収益は964億5500万円(前年同期比7.6%増)となった。営業利益は、増収による増益効果があったものの、データセンター設備の処分に係る一時費用の発生により、138億1500万円(3.3%減)となった。

 2025年3月期の連結業績は、売上収益が前期比5.9%増の7800億円、営業利益が同9.6%増の1320億円を計画。



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