開示会社:住友重(6302)
開示書類:2024年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/31 15:00
<決算スコア> +1.54
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 772,072
前期比 -0.1% ●
営業利益(百万円) 41,050
前期比 -17.5% ●
経常利益(百万円) 35,289
前期比 -29.9% ●
純利益(百万円) 24,297
前期比 -29.2% ●
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 1,070,000
前期比 -1.1% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.4% ○
営業利益(百万円) 65,000
前期比 -12.6% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +6.8% ○
経常利益(百万円) 61,000
前期比 -13.2% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +4.8% ○
純利益(百万円) 38,000
前期比 +16.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.8% ○
予想年間配当(円) 125.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比0.1%減の7720億7200万円、営業利益が同17.5%減の410億5000万円、経常利益が同29.9%減の352億8900万円、純利益が同29.2%減の242億9700万円だった。
「中期経営計画2026」に基づき、製品・サービスによる社会課題解決を通じて持続的に企業価値を拡大することをめざし、強靭な事業体の構築へ向け、収益力改善、資本効率向上、新事業探索の強化を遂行するとともに、SDGsへの貢献拡大及び環境負荷低減への取組み強化などの施策を推進した。
ロジスティックス&コンストラクションにおいて、油圧ショベル事業は、米国及び国内においてレンタル需要の減少、米国での前期の先行発注の反動減などにより受注、売上は減少した。営業利益は前年同期並みとなった。その他の事業は、建設用クレーン事業では、国内での需要が弱含んだことから受注は減少した一方、北米にて高水準の受注残があったことから、売上、営業利益は増加した。運搬機械事業では、製鉄や造船向けでの大型案件があったことから受注、売上は増加、高採算案件の減少により営業利益は前年同期並みとなった。受注高は2405億円(前年同期比19%減)、売上高は2858億円(前年同期比2%増)、営業利益は214億円(前年同期比18%増)となった。
メカトロニクスにおいては、中小型の減・変速機が国内で堅調に推移した一方、半導体関連の需要が減少したことから、受注は減少した。売上、営業利益は減・変速機やモータにて欧州及び中国での需要が回復せず減少した。受注高は1482億円(前年同期比2%減)、売上高は1501億円(前年同期比7%減)、営業利益は21億円(前年同期比78%減)となった。
エネルギー&ライフラインにおいて、エネルギープラント事業は、欧州でのバイオマス発電設備の大型案件の減少により受注は減少した。受注残があったことから売上は増加したものの、液化空気エネルギー貯蔵システム(LAES)事業化に向けた開発費増加などにより営業利益は減少した。その他の事業は、受注は新造船事業の撤退などにより減少したが、当期売上対象となる案件の増加により、売上、営業利益は増加した。受注高は852億円(前年同期比17%減)、売上高は1308億円(前年同期比4%増)、営業利益は20億円(前年同期比35%減)となった。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比1.1%減の1兆700億円、営業利益が同12.6%減の650億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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